はじめに

まず始めに、職業に卑賤はなく、また、男女の能力において優劣はないと考えます。いかなる職業にも、その考え方により女性への大きなチャンスが存在しています。
またその能力も、方向性により女性の方が優れた力量を発揮出来ることも多いのです。
物事は、前向きか後向きか、能動的か受動的か、啓蒙的なのか迎合的なのか、考え方一つで肯定的にも否定的にも成り得ます。

事業の考え方

女性が事業を運営するという考え方において、男性と同質とは思いません。
女性の持つ気配り、心配り、繊細さ、緻密さ、個における考え方に対して、男性の持つ判断、決断、大胆さ、群における考え方とは、性別の特性があって当然ではないでしょうか。
現代の多様化する顧客ニーズを捉まえる上で、女性の持つ特性は最大に活用すべきと考えます。

起業の考え方

女性が事業を起こすという考え方において、世に財布の中身の八割を握る女性の購買力に着目すると面白いものが見えてきます。女性の心理分析は、やはり女性の方が優れているのではないでしょうか。

まわりの視点

少ない資本でも着眼、企画、行動によって起業が可能な時代になっています。特にインターネットの活用によって、その領域は益々拡大しつつあります。フランスなどの旅行先で特異な商品を見つけ、帰国後インターネットで商品仕入れを交渉、輸入し、国内販売に成功している日本語オンリーの若い女性たちが存在します。まさに現代の起業モデルといえます。

逆転の発想で、日本特異な商品にアレンジを加え、海外にインターネットで販売をしたらどうなるのでしょう。

現代は、大型店舗、郊外店舗、スーパーマーケット、コンビニエンスストアなどにより、日本古来の商店が駆逐され、低価格、売れ筋、大量販売、合理的サービスなどの利便性に溢れた商法が全盛です。
また、通信販売、インターネットオークションなどは中々に便利なものだと認識しています。
但し、合理性、利便性の追求ゆえに、消去、置き忘れられたものの中で再生可能な宝の山が存在するように思えます。

無から有は生まれませんが、有と有の組み合わせで、新たな有が誕生すると考えます。
日本古来の商品、商店、商法を再度見直してみると、そこに起業のヒントが存在するのではないでしょうか。
着目点

温故知新、温故創新、温故改新、過去の良き物を見出し新たな手法をもって現代に復帰させる。
まさに起業のひとつの着目点かもしれません。

1. 町の中で、昔あって、今あまり見なくなった個人商店、商品、商法に着目
下駄屋、呉服店、化粧品店、紳士服店、印鑑屋、文房具店、駄菓子屋、映画館、
玩具屋、レコード店、本屋、八百屋、魚屋、氷屋、果物屋、酒屋、燃料店、畳屋、家具屋、電器店、
ガラス屋、材木屋、ペンキ屋、雑貨屋、表具屋、時計店、桶屋、銭湯、ふとん屋、
傘屋、金物店、刃物店、米屋、肉屋、プラモデル店、模型店、靴屋、かばん屋、写真店、
金魚屋、豆腐屋、etc

ごく最近まで町中に数多く存在した文房具屋さんが消滅して、注文即配送のカタログ販売に代わり、商店街に一店は存在した印鑑屋さんが、簡易スタンパーに押されてその数を減らし、キャッチボールでお世話になった町のガラス屋さんを、いま探すのに大変な時代になりました。
昔の文房具屋さんは、もっと多くの楽しい商品に満たされ、常に何か新しい発見があったように思います。また、西洋のサインに対して東洋は印鑑が主になりますが、西洋において印鑑の面白い使い道はないものでしょうか。

2. 町の中で、いまも存在する個人商店、商品、商法に着目
理容室、美容室、婦人服店、クリーニング店、リサイクルショップ、パン屋、うどん屋、蕎麦屋、
薬屋、花屋、不動産屋、etc

身だしなみ、軽食、住宅紹介等の商店は、現在でも頑張っています。美容室などは縦に横に連なって存在し、他人事ながら経営的に大丈夫かなと心配になります。
美しくなる、清潔にする、小腹に入れる、予防医学等は、強固な領域なのでしょう。

3. 町の中で、比較的新しい個人商店、商品、商法に着目
ドレッシングのお店、お惣菜屋、弁当屋、セレクトショップ、マッサージ、エステサロン、etc

作らなくて良い、楽になる、セレクトをセレクトする等は、現代的手法なのでしょうか。
主婦が作ったドレッシングが評判となり、デパートで販売されるという話をよく聞きます。アマチュアが突然プロになる時代です。お年寄りの知恵をもう一度、現代風にアレンジして再現するとどうなるのでしょうか。
楽しみですね。